より身近なコーティングテクノロジー

極めてシンプルなハンドリング:スコット・パラ氏(左)とブランドン・ウィルキンス氏がコーティング炉の装填を行います。

米国におけるHiPIMSライブ・コーティング・イベント

HiPIMSは未来のコーティング技術であり、多大な可能性を導きます。ホース ヘッズ村(米国)で開催された3つのライブイベントで、CemeConの顧客は全ての 生産プロセスと技術の利点を肌で体験することができ、大変迅速に優れた 結果に到達できることに驚かされました。

19世紀のおわり、米国ミズーリ州議会の議員は意図せずに次のように述べました。「奇抜な言葉の羅列で私を納得させることはできない。実際に見せなさい!」この言葉は今日のビジネスのあり方を示しています:新しい技術や新しいプロセスが既存の生産チェーンに組み入れられるチャンスを得るためには、その製品が効率的に機能すること、そして現状が大幅に改善するということを実際に提示する必要があります。

実証してください!

コーティングがどのように施されるのか、CemeCon Inc.はニューヨーク州ホースヘッズ村のコーティング センターで実演を中心とした説明会を開きました。今年2月から、エキスパートが3つのHiPIMSライブ・ コーティング・イベントを開催しており、そこでは顧客がCC800® HiPIMSを肌で体験することができます。 「プロセステクノロジーからハンドリング、さらにメンテナンスまで、詳細にわたって紹介を しました。例えば、お客様に実際に、ターゲットの交換やコーティング炉の密閉、さらにソフトウェアを使ったインター フェースの構築などの作業を手伝っていただき、機械の簡単な操作に対する理解を深めてもらい ました。」と、CemeCon Inc.営業部長ライアン・レイク氏は言います。

それぞれ異なった要件でCemeConを訪れた顧客たちが、前処理から後処理にいたるプロセスを体験 しました。6時間弱の体験コースでは、プレミアムPVDコーティング技術の自社の生産チェーンへの 組み込みが、いかに簡単であるかがツールメーカーに説明されました。速い溶着速度および柔軟なコーティング オプションが、HiPIMS技術の明確な利点です。「そして、ユーザはオープンソースソフトウェアを使って 独自のコーティングレシピを作成し、説得力ある製品で市場でのポジションを確立することが できます!」とライアン・レイク氏は言います。

HiPIMSライブ・コーティング・イベントで、CemeCon Inc.の顧客はCC800® HiPIMSを肌で体験することができます。

短時間で優れたコーティング

ある顧客は喜んでこう言います。「とても素晴らしいです。完全に新しいものを手に入れると同時に、当社の実績ある製品をそのまま維持することができます。」コーティング時間も予想より大幅に短縮 され、その顧客は結果にも感心していました。CC800®HiPIMSはわずか4時間40分の間に、厚さ3 µmのFerroCon®層を様々な種類のインサートチップにコーティングすることができます。

CemeCon独自で開発されたHiPIMS技術(特許取得済)は、他のコーティングプロセスよりもコーティング内部の残留応力を抑えられ、かつ高速で成膜することができます。
さらにコーティング層の優れた密着力も相まって、CemeConのHiPIMS技術は市場における最も均質性の高いPVDコーティングを実現しました。

イベント参加者は要点をこうまとめます。「私たちがここに来た理由は、HiPIMSが他と違うからです。これには他社にはない特性があるからです。」

ニコラス ケーン氏は、機械からコーティングされたツールを取り出しています。

正確なカット、高耐久性、優れた表面

導入以来、HiPIMSは北米のツールメーカー、特にコーティングサービス業界で高い評価を得ています。 InoxaCon®とFerroCon®は、多くの顧客にとって欠かせない定番商品となり、またエンドユーザからも歓迎されています。

「現在、HiPIMSを独自の生産プロセスに統合することに焦点が移り、力を注いでいます。CC800® HiPIMSは、 ヨーロッパおよびアジアの市場では早期から採用されているため、現在では北米の企業への圧力が 高まっています。彼らの関心は技術の統合にあります。なぜなら、HiPIMSコーティングのツールは世界市場で地位を 確立しており、全ツールメーカーにとっての基準を引き上げているためです.」ライアン・レイク氏は 強調します。

HiPIMSが市場に登場した時、PVDツールコーティングにとっては小さな一歩でしたが、ツールメーカーや エンドユーザたちが待ち望んでいた大きな飛躍を意味していました。「最新のPVDコーティングプロセス が、持つ最高の特性を組み合わせることで、HiPIMSは未来のテクノロジーとなりました。でも、決して 言葉だけを信じないでください。是非HiPIMSライブ・コーティング・イベントに参加して、ご自分の 目で確かめてください!」ライアン・レイク氏は語ります。